若い人でも聴いたことあるでしょ？オシャレでシックなレナウン娘～【懐かしのCMクイズ】

懐かしのCMクイズです。

冒頭の画像は「レナウン」という会社のCMで「ワンサカ娘」という歌が使われたものです。

この曲を使ったCMは1960年代からあったみたいですが1990年代には見られなくなりました。ということで、けっこう古いCMなわけですが、20代の若い人でも一度ぐらいは聴いたことがありそうな有名な曲ですよね。

そこで早速クイズです。

Q: この「ワンサカ娘」の歌で、秋が来るのはどこでしょうか？

「秋が来るのはどこ？」って、何を言ってるの？・・と思うかもしれませんね。

この「ワンサカ娘」という歌の歌詞はこんなかんじです。

♪ドライブウェイに春が来りゃ、イェイェイェ、イェイイェイ、イェイェイェ、イェ♪

というふうに、「春が来る」は「ドライブウェイ」です。暖かくなって、彼氏とドライブに行くイメージなんでしょうかね。

ヒント：「スポーツの秋」ですね。

スポーツもいろいろありますが、女子だけでやるようなものではなく男女でもできる・・。

歴史を紐解くと、この曲が作られた少し前に上皇様が皇太子だった頃に上皇后様と出会った場所として有名になったり・・。

夏が来るのは「プールサイド」、冬が来るのは「ロープウェイ」・・語呂が合いそうなのは？

もう分かってますよね！

秋が来るのは？

「テニスコート」でした。

オシャレでシックなレナウン娘

アパレル企業だった株式会社レナウン、大阪で創業された会社で、1960年代から若い女性向け衣料品メーカーとして大人気に。それに一役買ったのがこの「ワンサカ娘」のCMでした。

冒頭の画像は、最末期のCMですが、歌に合わせてまさに「（それぞれの時代で）オシャレでシックな」雰囲気の映像が展開される長く続いたシリーズでした。

日本を代表するアパレルメーカー

傘のマークの「アーノルド・パーマー」や英国の名門「アクアスキュータム」をはじめ、様々なブランドを展開し、一時はアパレルメーカーとして「世界一の売上」を誇るまでになり、「ワンサカ娘」以外にも各ブランド別のCMをたくさん打っていました。

バブル崩壊以降の苦戦～破綻へ

そんな隆盛もそう長くは続きませんでした。バブル期に行った物流施設への大規模投資の負担、ファストファッションの台頭、百貨店業態の低迷、若い女性向けのブランドが育たなかった・・等々、いくつもの悪影響が重なり、2010年代には中国企業の傘下に入り、ついに2020年に経営破綻してしまいました。

「ワンサカ娘」があんなに有名になって今でも唄い継がれるほどなのに、個々のブランド展開はイマイチだったようです。

確かに「傘マークの『アーノルド・パーマー』」以外はピンと来ません（私が疎いのでしょうか？ｗ）。当時のCMとかを見れば思い出すのかもしれませんが、一番印象に残っているのが「通勤快足（靴下）」というのも、なんだかなぁ・・です。